ヒット商品を作る方法、Makuakeでマグネットケーブルが大ヒットした理由

近年モノが売れなくなっており、物販をされている方も色々と悩んでおられると思います。

そんな中で、既に同じような製品が日本で売られているのに、自社のものだけ爆発的にヒットさせた商品があります。

今回はその商品がなぜ、ヒットしたのか考えていきたいと思います。

大ヒットしたマグネットケーブル

こちらの製品は、クラウドファンディングサービス『Makuake』に出品し、2000万円近い金額を販売前に集めています。

製品ページ→　「いのべ」

既に需要のあるスマートフォンを対象として、macで採用されている人気のマグネット機能を使うことで、大人気商品を作り出すことに成功しています。

しかしこれと同じような製品は、日本でも既に多数販売されています。

それなのになぜこれだけヒットしたのか？

売れる理由

私の見解では要因は６つあると思います。

１．需要量が多いマーケットを選ぶ。

今回のマグネットケーブルは、コネクタさえ用意すれば、多くの人が利用しているスマートフォンが対象になります。

対象者が多いということは、それだけ需要があり見てくださる方も増えます。

どんなに良い製品でもそもそも必要とする人がいないと売れないので、ここは最も重要なポイントです。

２．必要とされている機能をつける。

さらにマグネットケーブルには、MagSafeと呼ばれるMacユーザーにはお馴染みのマグネット機能が搭載されています。

すでに世の中にある機能ではありますが、この機能をスマートフォンユーザーに向けて提供することで、需要のある所に需要のある機能を提供しています。

こういった別の市場で必要とされている機能と市場の組み合わせによって、ヒット商品が誕生するケースも珍しくありません。

３．デザインを怠らない。

どんなに機能がよくてもデザインが悪ければ、利用してもらえません。

例えばこちらのサイト「ジモティー」と

こちらのサイト「airbnb」の２つを見比べた時、どちらを使いたいですか？

製品もそうですし、画像や動画なども、ターゲット層に合わせる必要もありますが、やはり今の時代にあったレベルのデザインで提供した方が好感は得られるでしょう。

４．製品が伝わるイメージ画像を用意する。

実際に見ることが出来ない、ネットでの販売をするなら画像は必須です。

本気で売りたいなら、この部分は手を抜いては行けません。

分かりやすくするためにキャッチコピーや説明を入れる必要もあります。

撮影が自分でできなければ作っていただくことも出来ますので、依頼してみてはいかがでしょうか？

私が自社ブランドの撮影を依頼していたのはコチラの『バーチャルイン』さん

１カット300円からと激安ですし、売れるページまで作ってくれる「商品ページ画像制作セット」もあり、なんと3900円から依頼できます。

５．商品の使用イメージが分かる動画を作る。

やはり、文字より音声、音声より動画が人間には響くため、動画があると商品を理解してもらいやすくなります。

この動画マーケティングは物販に限らず、どんなビジネスでも必ず必要になってくるものなので、学んでおくことをオススメします。

これさえ作ってしまえば、勝手に作ってくれる営業ツールになります。

自分で書籍やネットで学んで、実行され方が身につくのでオススメですが、アニメーションの場合は自分で作るのは難しいため、専門の会社に依頼するのもオススメです。

例えばこのような会社です。→　『Viibar』

６．売り場を選ぶ。

秋葉原にはアニメや漫画、デパートには富裕層とマーケットプレイスによって来るお客さんが違います。

もし、あなたが自分で作ったハンドメイド作品を売りたいのであれば、『minne』や『テトテ』、『クリーマ』などが良いですし、不用品処分ならフリマアプリのメルカリなどがおすすめです。

家電や本ならAmazonが良いですし、食べ物なら楽天がよいかもしれません。

このように商品によって売り場所を決めていく必要があります。

ご紹介したマグネットケーブルは既に世の中にある商品であり、楽天やAmazonなどで競合他社が販売しています。

しかしこの製品について、多くの人が魅力に気づいておらず、丁寧に機能や利便性を伝え、新しいモノやこだわりのある商品を求める層が多い『Makuake』で販売開始したからこそ広まったと思われます。

はじめから、楽天やAmazonで販売していてはヒットはしなかったでしょう。

以上６点を間違わなければ、売れる商品を作り上げることは私は可能だと考えており、実際に「ラシカル」でも複数の成功事例を生み出しています。

まとめ

ちなみにこちらのマグネットケーブルは、海外メーカー「amagic」が作った製品をOEMで、一部仕様変更してMakuakeに出品されているようです。

コピーじゃないかと思う方もいらっしゃるかもですが、OEMというのは一般的で、逆に全く違うオリジナル製品を作り出してる人は非常に少なく、コレ自体は至って普通の出来事です。

そして自分なりのアイデアを試作としてカタチにして、Makuakeで目標金額に達成した後、生産する方式を取れば、初期費用も抑えられます。

つまり、アイデア次第で個人でもヒット商品を作り出すことは可能です！

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