【SNS】Instagram自動化ツールの使用で訪れた悲しい結末&注意点
前回の記事『【SNS】実際にTwitter自動化ツールを使用した感想と、デメリット。』の続編ですが、今回は筆者が半年間インスタグラムを自動ツールにかけた感想と、悲劇の結末について記事にしたいと思います。
『インスタ映え』という言葉も出来、『インスタグラマー』という新たな仕事の形まで確立させた大人気のSNS、インスタグラム。フォロワーのために自動化ツールの使用を検討されている方は要チェックです。
インスタグラムの自動化ツール
早速、本題であるインスタグラムの自動化について、働きとメリットからご説明していきましょう。
インスタの自動化、何するの?
インスタグラムをツールにかけることで、自動化してくれるアクションをざっと箇条書きにしてみました。
- 特定のユーザーをフォロー
- 特定のユーザーをフォロー解除
- 特定の投稿にいいね・定型コメント
- 特定のユーザーのストーリーを閲覧
といったアクションを、設定後に自動で行ってくれるツール…が、インスタグラムの自動化ツールの働きです。
例)渋谷のアパレル店が自動化ツールを使ったら?
例として『渋谷でオープンしたアパレルショップ』が、インスタグラムを自動化ツールを使ってみるとします。
アパレルショップが目指すことは『フォロワーを増やす』であり、最終的な目標は当然『ユーザーがお店に来店して、服を買う』です。
であれば、渋谷近辺でよく遊ぶ地域の方で、おしゃれが好きで、適切な性別と年齢層のユーザーにこのアカウントを認知してもらい、購買意欲を揺さぶることが必要ですよね。
その結果『都内在住・20代女性を検索し、”#おしゃれさんと繋がりたい”のタグづけをしている投稿を自動いいねする』というアクションを設定し、自動化ツールにかける…といった感じでしょうか。
このようにアクションに対して、フォローされたのは何%かをデータ化し、一番効果の高いタグを狙って最適化していく…というのが、インスタ自動化ツールの働きです。
自動化ツール、どこがいいの?
インスタ自動化ツールは各社が様々な機能・料金設定で提供しており、多少のばらつきはあるものの、主要の機能は似たような感じです。
有料|Autolikes
Autolikesは月額1000円前後と、インスタ自動化ツールの中では最安値で使いやすいツールの1つ。最大のデメリットはWindows・MacのOS(ローカル)で動作するというだけで、それが苦でない方にとっては問題ないので個人向けにはぴったりのサービス。
有料|Hashlikes
Hashlikesは、インスタ自動化ツールの 中でもっとも知名度が高いツールではないでしょうか。拡張性と機能性に長けていますが、月額5,000円前後と少し割高のツール。
しかし、細かなフィルター設定が出来たり、WEB上で動作したり、複数アカウントプランがあったりと、1つの企業に導入するツールとしては無類の使いやすさを誇ります。
実際に使ってみた
今年に入ってからインスタグラムの運用を始めようと、とあるサービスで半年前からインスタグラムの自動化ツールを使いました。
(こちらも前回のツイッターの検証同様、フォロワーが0の出来立てアカウントの時から使用。)
結論|インスタの規制を受けた
結論から述べておきますが、自動化していたアカウントが規制を受け『いいねやフォローが出来なくなる』という、悲劇的な結末を迎えました。
※それまでの5〜6ヶ月感ほどは使用出来ていました。
インスタグラムは、2019年の7月頃に施行した『インスタの規制・監視強化』により、自動化ツール全体が大打撃を受けており、上記2サービスはどちらも解決策を見出せていません。今から自動化ツールに課金しようと考えてる方は、少し様子をみた方がいいかと思います。
しかし、自動化ツール自体は非常に効果的でしたし、規制を回避する方法もあるようですので、順をおってご説明してみましょう。
使用した自動化ツール
Autolikes
使用したのは、前述したAutolikes。ローカル環境で動作する自動化ツールで、価格は1000円ちょっととかなり格安。本サービスを選んだ理由は下記です。
- 安いツールから使ってみたかった
- どのサービスもだいたい同じだった
続いて、次にAutolikesで実行してみたアクションについてご説明してみましょう。
自動化ツールでやってみたこと
今回のInstagramのアカウントでは、『フォロー0 フォロワー10,000』といった人気ブランドのようなFF比率を実現したく、フォローは行いませんでした。そのため、おこなったのは下記の通り。
- 特定のハッシュタグがついた投稿→いいね
- 特定のキーワードが入ったユーザー→ストーリー閲覧
ハッシュタグは50個ほど設定でき、1日に最大500いいね程は実行してくれたので、それだけでもかなりのインプレッション数を叩いてくれたように感じます。さらにストーリー閲覧は見られた側は履歴が残るため、ユーザーに自身のアカウントの存在を知ってもらうことが目的です。
こちらも効果の高いハッシュタグをテストしながら、『どのハッシュタグへのイイネがフォロー率が高いか…』という最適化を図っていきます。
インスタ|半年間、自動化した結果
- フォロワーは月100〜200人ずつ増えた
- 投稿へのいいね数もかなり増えた
- ツールへの規制を受けた(7月以降)
上記のような結果に落ち着きました。実際に購買に繋がったフォロワーも多く、質の高いユーザーもフォロワーとして着実に増えていったような印象です。
加えて、Twitterに比べて『相互フォロー』の考え方が少ないインスタグラムでは、日数が経つごとにフォローを解除される…といったことも少なかったように感じます。
でも、規制を受けて使えなくなった。
しかし使用から半年後の7月から、一切の自動運用が出来なくなりました。
インスタグラムでは同月から規制・監視が強化され、『1日に押しているいいね数が多すぎるユーザー』を監視対象とし、一定の基準を満たすと規制を掛けるようにしているそう。
もちろん、これを防ぐためにツール側でも『1時間に最大〜いいね』等の独自規制を設けてはいたんですが、急な強化により対応しきれず、このような結果に至ったようです。
【結論】インスタ自動化への考察
すぐ辞めれるので、一度はやってみる価値はあるかな…と思います。
筆者の場合は、1時間に最大100いいね、1日で600〜800いいねを実行して規制を受けましたので、今考えると規制を受けてもおかしくないような気がします。(一応、自動化ツールの独自規制の範囲内だったので、安心してしまっていました。)
ただ、守っておいた方がいいであろう注意点が2つ。
- 作りたてのアカウントは自動化しない
- 1時間に20〜30いいねなど、様子見しながら
規制強化後は、『創設から6ヶ月以内のアカウントは監視対象になりやすい』というシステムにアップデートされたため、創設から6ヶ月以内のアカウントは使用を控えるが吉。
仮に使用する場合でも、少しずつ様子を見ていくことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか、今回はインスタグラムの自動化ツールについて、実際に使用してみた感想と規制等の注意点について、ご紹介してみました。
ただ、現在でもインスタグラムは『いいね数の表示・非表示テスト』など仕様更新を行っており、その時々によって最適な方法は変わってくるので、そこはあしからず。
結局は自動化ツール等は使用せずに、本当に質の高いコンテンツを出し続ける…一見遠回りが、一番近道なのかもしれないですね。
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