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記事: 実際に1年間、毎日同じ服を着て分かった7つのメリット・デメリット。

実際に1年間、毎日同じ服を着て分かった7つのメリット・デメリット。

実際に1年間、毎日同じ服を着て分かった7つのメリット・デメリット。

あなたは、『ミニマリスト』という言葉をご存知でしょうか? 持ち物や、不要な思想を極力減らし、必要最小限のモノや人間関係でストレスフリーな生活を送る方々のことを、そう呼びます。 そんなミニマリストの中には毎日、同じ服を着ることでより豊かな生活を送っている方々も多く、スティーブ・ジョブズを筆頭に、中には有数の経営者の方も含まれます。 そんな多くの成功者が実行する『同じ服を着る。』というライフスタイルについて、実際に1年間同じ服を着てみた筆者が感じたメリットとデメリットをご紹介してみました。 結論から言うと、めちゃくちゃ楽でした!

1年間、同じ服を着る。

世間でも、数々の成功者の方々が『いつも同じ服を着ている』ことについて話題となっています。例えばミニマリストの著名人は例えば下記の通り。
  • アインシュタイン(発明家)
  • マーク・ザッカーバーグ(Facebookの創設者)
  • スティーブ・ジョブズ(Appleの元CEO)
  • バラク・フセイン・オバマ(米・大統領)
  • 堀江貴文(実業家)
  • 北川景子(女優)
  • ROLAND(タレント・ホスト)
彼・彼女らの活躍する業界は様々ですが、莫大な富を手にした方々に『同じ服を着る』という傾向は多く見られるようです。

実際に1年間、同じ服を着てみた。

そんな噂を常々聞いていた筆者は、実際に1年間、同じ服を着用して日々を過ごしてみましたので、そこで感じたメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。

 

着用した衣服

Hanesの白Tシャツ 出典:https://www.unby.jp/

洗濯した衣服はアメリカを代表するカジュアルファッションブランド、『Hanes』。中でも白のパックTシャツを10枚購入し、毎日着るようにしました。

 

着用のルール

期間は、2017年夏頃〜2018年の夏終わりまでの、おおよそ1年間。 営業先やご挨拶で多少フォーマルでないといけない場面では『Tシャツ+上下のセットアップ+革靴』、その他は『Tシャツ+デニム類+スニーカー』といった形で、ほとんどのシーンを2パターンで過ごしました。 (冬場は寒いので、上下に重ね着をしたりはしますが、ベースには一切変化ありません。)

実際の5つのメリット

感想から言いますと、私の場合はとてつもなく楽でした。 感じたメリットは以下の通り。
  • 衣服を選ぶ時間がなくなる
  • 衣服を買う、不要な出費がなくなる
  • 汚れ・破損もノーダメージ
  • キャラクターが定着する
  • クローゼットがスッキリする

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

衣服を選ぶ時間が無くなる。

洋服の入ったクローゼット 同じ服を着ていると『衣服を選ぶ時間が無くなる』、これが最大のメリットだと言えます。 皆さんは毎日、服を選ぶのにどれだけ時間を使っていますか? 仮に1日に僅か5分だとしても、年間で30時間も要していることになります。 時間で見ると大したことはないかもしれませんが、精神的な負荷の部分の差は大きく、1日の始まりを迷いなくスマートに始められることは、とてもいい気分でした。

 

不要な出費がなくなる

販売されているデニム こちらも大きなメリットの一つだと言えますが、1年間は衣服を購入する費用がほとんどかかりませんでした。 Tシャツという上の衣服を固定するだけで、下の服も新たに買う必要は無くなりますし、結果的には、その考えがはかどり全ての無駄なモノを買わなくなることに。 その分、浮いたお金で趣味や遊びなど、好きなことに使うもよし、とっておきの一着を買うもよし。 不要な選択肢を減らすことで、有益な選択肢を増やすことに成功したのです。

 

汚れ・破損もノーダメージ

くたびれたシャツ 他の方は分かりませんが、『服が汚れたり、破けたり、劣化してもノーダメージ』は大きく感じた効果の一つです。 汚れて何も思わなくなるという意味ではなく、明日に着る服に影響はないため、『汚れても、すぐに対処が可能。』という意味です。 理由は簡単です。1着ダメになったとしても、残り9着ありますから。

 

キャラクターが定着する

白い無地のTシャツを着た男性 毎日同じ服を着ているわけですから、『あの人=あの服の人』というキャラクター・個性が定着します。 ファッションが同じ人…一見無個性に感じ取れますが、いたって逆。 外見に関しての無個性は、自らをアイコン化しやすい最強の”個性”だともいえるでしょう。

 

クローゼットがスッキリする

ハンガーにかけられた白いTシャツ シンプルに他の服がほとんど不要になるので、モノが少なくなってスッキリする…というのもありますが、私の場合はクローゼットがスッキリ、おしゃれになりました。 クローゼットを開けると、ハンガーに掛かった同じ真っ白のTシャツが10枚も並んでる状態。 お店みたいでおしゃれですし、見栄えもすごくいいです。

デメリット

ただ少なからず不便といいますか、デメリットとなりうる要素もご紹介。

お金がないと思われる

グラスに入ったコイン 毎日、自宅の近所のカフェで作業を行なっていたものですから、カフェの店員さんには『毎日同じものを着て、お金がないのかな?』と思われていた可能性はあります。 変な人だと思われるのも…ですし、なるべく清潔感のある髪型・持ち物で過ごすのがいいかと思います。

服を着る楽しみはなくなった

服を買う女性 これは大きいかもしれません。 オシャレが大好きで服を買うのが好きな方、新しい衣服を着て外を出かけたい方にとっては、少し毎日が面白くなく感じるかもしれません。 他のサイトでは色々なデメリットが挙げられていますが、私個人が感じたデメリットはそれくらいでしょうか。

毎日 同じ服を着るコツ!

最後に、これから『毎日同じ服で過ごしてみたい!』といった方へ、おすすめの方法をお伝えして本記事を締めくくります。

初めは、”プチ同じ服生活”からが◎

たくさんの服の画像 ミニマリズムの基本理念は『モノを減らして、ストレスフリーなライフスタイルにすること』です。 毎日同じ服を着ることがストレスに思いつつある場合は、無理せず辞めてしまいましょう。 また、始める際にオススメなのは、自分のような”プチ同じ服生活”。 例えば、『パンツ・ズボンは何をあるものの履いてもいいこと』や、『カバンは好きなものを使う』等、自分に制限をかけすぎず自然な暮らしを送りながら、モノを減らすのはいかがでしょうか。 もし”同じ服生活”がアナタに向いていた場合、自然と選択肢は狭まっていき、無駄のなくシンプルな生活へと変わっていくことでしょう。

 

先にオン・オフを考えておく

シャツを着て仕事をする男性 私の場合は上にジャケットを羽織ればON、上にパーカを羽織ればOFFと、オン・オフの切り替えが可能なような”プチ同じ服生活”を送っています。 これから外でBBQをする機会があったり、少し目上の方と食事にいく機会があったりしても、迷うことなく選択するのがこのライフスタイルの本質です。 自身の生活にあった形で、実践してみることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 今回は、実体験をもとに、同じ服を毎日着ることのメリット・デメリットをご紹介してみました。 是非、あなたもチャレンジしてみて、ミニマルで豊かな生活を送ってみてはいかがでしょうか。