繰り返し使える「みつろうラップ」を使おう！脱プラスチックでサスティナブルに。
Rasicalではビジネスを通じてサスティナブルな社会を実現することを目指し、サスティナブルな商品の開発を行ったり、サスティナブルな生活を送るためのノウハウや情報を発信しています。
今回のテーマは、「みつろうラップ」です。
食品の保存でよく使われるラップの多くは、プラスチックの一種からできているのはご存知でしょうか。いわばプラ製のゴミを毎回の使い捨てするのは環境にはよくなく、経済的にもいいとは言えません。
この記事でご紹介する『みつろうラップ』は、プラスチック製ラップの代わりとして食品保存に使うことが出来ることで知られています。生活にサスティナブルを取り入れられる魅力的な製品ですので、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
みつろうラップとは？
みつろうラップは、コットン製の布に蜜蝋・植物性オイル・天然樹脂を染み込ませた100％天然素材の製品。
洗って何度も繰り返し使うことが可能なため環境に優しく、人体への害もなく安心して使えるサスティナブルなエコラップです。
サスティナブルとは
そもそもサスティナブルとは「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味。サスティナブルな行動や技術をひとりひとりが考え、地球環境を守るために配慮することが社会をあげて求められています。
こちらの記事に詳しく書いてます。
みつろうラップのメリット／デメリットは？
みつろうラップのメリットは具体的に下記のようなものがあります。
みつろうラップのメリット
繰り返し何度も使える
水洗いすれば何度でも使うことができます。みつろうラップに使っているコットンは丈夫な生地なので、長期間の使用が可能です。
抗菌／防腐作用がある
蜜蝋はよく口紅等にも利用されているように、抗菌作用があります。天然の強力な殺菌効果で食品を新鮮かつ衛生的に保存することに適しています。
適度な通気性がある
プラスチック製のラップを使っている時、水滴が溜まって食品が湿っぽくなってしまうことはありませんか？みつろうラップには適度な通気性があるため、自然に近い状態でしっかり保存することができるんです。
このように保存性にとても優れたみつろうラップですが、中には不向きなこともあります。次にデメリットもご紹介しましょう。
みつろうラップのデメリット
- お湯や電子レンジで温めたりすることはできない
- 肉や魚は直接包まない
- 酸味の強い食品は包まない
蜜蝋の特性上、熱に弱くお湯や電子レンジで温めると溶け出してしまいます。また酸味の強い食材も、酸によって蜜蝋が溶けることがあるため、お勧めしません。
このようにみつろうラップには少々不向きなこともありますが、残り物の保存などは問題なく使え、何より使い捨てずに何度も使用可能なため、非常に重宝するアイテムの一つです。
みつろうラップの使い方
みつろうラップは一般的なプラスチック製ラップと同様に、器に入った残り物にラップをしたり、使いかけの野菜や果物、チーズなどをそのまま包んで保存することが出来ます。
アウトドアのシーンでは使い捨ての紙皿の代わりにもなり、個性的でかわいらしいデザインのみつろうラップは気分も華やかになれます。
市販のオススメみつろうラップ３選
自分で手作りすることも可能なみつろうラップですが、まずはどんな製品なのか試しに使ってみたい！…という方にもお勧めな市販で買える専門店のみつろうラップをご紹介します。
aco wrap
出典：https://www.japandesign.ne.jp/
岐阜県産の蜜蝋を使った日本製のみつろうラップ。「翡翠色」など和名で名付けられた素朴な優しいカラーがナチュラル感あり、素敵ですね。
Honey wrap
Honey wrapは、ニュージーランドみつろうラップ専門店です。ユニークで可愛らしいテキスタイル柄を多く取り揃えているこれらの製品は、日本でもオンラインストアを通して購入することができます。
Bee Eco Wrap
Bee Eco Wrapはオーガニックの綿生地を使用しており、大きいサイズから小さいサイズまで豊富に取り揃えています。器のサイズや用途に合わせて選べるので、利便性が高く、初心者にもおすすめです。
まとめ
何度でも繰り返し使えるのが魅力のみつろうラップ。環境にも優しくサスティナブルに使い続けられ、見た目も可愛く華やかなので友達にも教えたくなりますね。
長く使えることを考えると、圧倒的にコスパにも優れているので、ちょっとした贈り物にも是非お勧めしたいです。
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