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記事: 物販初心者必見!個人が人気商品を作り出すための手順まとめ

物販初心者必見!個人が人気商品を作り出すための手順まとめ

物販初心者必見!個人が人気商品を作り出すための手順まとめ

どんなビジネスをするにしても、売る商品がないことには始められません。しかし、どんな商品でも良いわけではありません。

今の世の中、モノがあふれている時代です。

では、どうすれば個人でも多くのお客様に選んでもらえるような人気商品を作り出すことが出来るのでしょうか?

今回は、サービスではなくモノについて、私の経験を元にその部分を深く掘り下げたいと思います。

販売場所を考える

カートのイラスト

まず考えて頂きたいのが販売場所です。個人の場合、いくら商品を用意しても、色々な所で売るのは大変な労力が必要です。

また、販売場所によってお客様層が違うこともあり、その辺りも考慮して商品を決めていかなければなりません。

販売場所を大きく分けると選択肢はこの2つです。

  • 実店舗で売る
  • ネットで売る

当然ですが、実店舗は毎月高額の固定費もかかり、今の時代に個人が始める手段としては不適切です。

そこで私がオススメするのが、ネットで売る方法です。

日本の通販というと独自ショップ、Amazon、楽天、ヤフオク、ヤフーショッピング、Qoo10あたりが人気ですね。

その中でもかんたんに始められるのがAmazonさんです。実際私が開始した無名ブランドも3ヶ月でAmazonカテゴリーランキング1位を独占するような状態になりました。今回はこのAmazonでの販売を前提にお話します。

理由をご説明しますね。

脅威の販売力

あなたもAmazonで一度くらい商品を購入したことがあるのではないでしょうか?

実際Amazonも莫大な広告費や労力をかけて販売力を強化しています。

ハサミの検索画面

試しにはさみで検索してみると上から2番目に出てきました。

シューズの検索画面

シューズだと靴専門店のABCマートを抜いて1番目ですね。

かばんの検索画面


かばんでも1番目ですね。こりゃすごい。

このようにAmazon内で探す人はもちろん、検索からも多くのお客様を勝手に集客してくれています。この力をお借りすればあなたに販売力がなくても大丈夫なんです。

ここめちゃめちゃ重要ですよ。人のいない所で売りだしても誰も買いませんからね。

もちろん楽天も大きな販売力を持っていますが、個人には出店料が高額でハードルが高いためオススメ出来ません。それに楽天は店舗構築からしなければならないので非常に大変です。

私のやり方は自社のブランド製品を軸に日本全国、世界へ売っていく方法です。なので、モールのやり方を学ぶ必要性はあまりないと思っています。

世界展開を考えた時、各国のモールで販売していくことが出来ると思いますか?

出来なくはないと思いますが、非常に難しいと感じています。言葉の壁や現地ならではのルール、習慣もありますからね。メーカー的な考え方ですが、自社製品があれば、日本なら楽天で売っている店舗さんに卸せばよいですし、アメリカならアメリカの企業に卸せばよいです。

ただし、Amazonは比較的参入障壁も低く、取り組みやすいので、集客のできない始めたばかりの方は、Amazonさんのお力を借りるべきというわけです。

FBAサービスの提供

倉庫で働く男性

FBAとはフルフィルメントbyAmazonの略で、商品の受注から決済に至るまで、梱包・発送業務や入金管理、在庫管理、物流管理、顧客管理などのすべての業務をAmazonが行いますというサービスの名称です。

具体的にFBAのメリットをお伝えしますね。

保管スペースが不要

よく「物販だから自宅に商品を置く必要があって大変なんじゃないか。」と想像される方が多いのですが、あながち間違ってはいないです。

私も当初はこのようなサービスがなかったので、自宅で大量のダンボールを保管していました。そりゃもう部屋から動けないほどに。。なので倉庫も借りていました。

しかし、今は違います。商品をFBAの倉庫に送ってしまえば、保管する自宅のスペースも倉庫も借りる必要はなく、万が一の場合は保証もされるので紛失や盗難の心配もありません。

料金については、Amazonが提供している『在庫保管手数料シミュレータ』で確認しました。試しに20cm*20cm*20cmで計算した所、1ヶ月63円でした。(2016年2月13日時点)

在庫保管料の計算

100個納品したら6300円になりますが、日割り計算のでしっかり売れる商品を扱っていればすぐに出荷されますので、そこまでおびえることはないと思います。

年中無休24時間顧客対応から返品対応までしてくれる

FBAに商品を納品すると、そこからは保管・受注後の商品発送・カスタマーサービスや返品の対応は全てAmazonが行います。

しかも商品が売れれば年中無休(24時間・365日)アマゾンから発送されます。

このようにFBAを利用すれば世界中どこにいても販売することが可能になり、自社製品の企画開発に時間を使うことが出来るので、たった一人でも、より良い製品を世に生み出せる環境ができます。

Amazon独自の配送サービスの恩恵を受けれる

FBAを使うと、購入者が通常配送料無料や、お急ぎ便、当日お届けなどのサービスを受けることが出来るようになります。

迅速な配送を望む購入者にとっても、配送の時間がない出品者にとっても夢のようなサービスです。

購入者はギフトラッピングやAmazonが包装・発送する安心感も得られ、更にはコンビニ受け取りも出来るようになります。メリットだらけですね。

amazonでばけつと検索

また、FBAのを利用していると商品検索ページでも「✔プライム」と記載され配送日時が記載されます。これも大きなメリットですね。

支払いの選択肢を増やせる

FBAを活用することにより、個人では実現が難しい決済が全て無料で利用可能になります。

実際何が出来るかというと、これらが可能になります。

  • 代金引換
  • コンビニ払い
  • ATM払い
  • ネットバンキング決済
  • 電子マネー払い

ただ、代引決済以外はコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払いは大口出品登録者しか利用できません。

過去の取引を見ていると代引やコンビニ決済を指定される方も結構いらっしゃいますので、これだけで買って貰える確率があがりますね。

Amazonのお支払い解説ページ』のリンク

つまり、今まで個人では大変だった受注後の業務を全部してくれるってことです。このサービスの登場で多くの個人や中小企業がAmazonでの販売を始めていますね。

もちろん私もブランドを立ち上げた時、このFBAを活用して販売開始しました。これ活用すると本当に楽です。中国やフィリピン行ってる時も問題なく商品が売れていき、やることはAmazonからの売上入金の確認ぐらいでした。

楽天にも同じようなサービスが出てきつつありますが、高額の出店料は出店者にとって優しくありませんし、将来的に考えると世界展開しているAmazonの方が何かと都合がよいです。

また、Amazonは楽天や他の通販モールとは違い、「顧客第一主義」をあげているように購入者さんに対してAmazonが責任を負って対応する姿勢をとっています。

例えば、楽天の場合は「場所提供するから勝手に売ってちょうだい」という場所提供型スタイルなので、同じ商品でも店によっては配送状態や対応に良し悪しがありますが、基本的にAmazonの場合はAmazon規定に記載された配送や対応、返品ルールにもとづいていますのでお客様も安心ですね。

取扱製品を考える

ぱんだの画像

販売場所が決まったら次は取扱商品です。販売場所はAmazonなので、それに合わせて商品を選定していきます。

まず、商品選定の前にどこで商品を作るかというお話しをします。

中国製品

結論から言うと、自社の製品を作るのに初心者が始めやすいのは中国製品です。

私はその方法で自分のコンセプトを実現しています。もちろん、他にも日本やヨーロッパ、その他アジアで生産も可能ですし、私のようにテールランプを自ら加工して商品を作ることも可能です。

ただ、私は中国での実現方法しか実践しておりませんので今回はこちらをご紹介させて頂きます。

まず中国で作るメリットですが4つあります。

  • 材料単価が安い
  • 製造加工が安い
  • 他の国に比べて輸送費も安い
  • 日中貿易の歴史がありビジネスしやすい

「良い所だらけだ。」と思われるかもしれませんが、一番の問題は品質です。

その辺りも踏まえてそれぞれ見ていきます。

 

材料単価が安い

あなたもご存知の通り、日本で生産するより圧倒的に中国製品は安いです。ダイソーが100円で商品を提供できているのもこのためですね。

私もはじめて中国へ行った時に、値段の安さに驚きました。はじめて見たのはカー用品でした。大手カー用品店に売られている3000円もする商品が、300円くらいで売られていたのでショックを受けました。

他にも、ヤフオクで1万円ほどで売られているトラック用品が2000円ほどで売られていました。全く同じものだったので、こういうところから転売して売っているのだなと気付きました。

 

製造加工が安い

材料が安いので売られている製品が安いのですが、人件費も安いので、自分で考えた製品を安価で作ることが出来ます。

ただ、安いといっても、この場合は発注量が多くなるので金額も大きくなります。

最近は円安の影響と中国の急激な経済発展で、人件費も高くなってきていますが、それでも日本などで作るよりもはるかにお安く出来ます。

しかし、品質には問題があります。中国のモノをそのまま買ってきて売るのは、このビジネスでは非常に難しいです。日本品質を良品とすると不良率は30%前後が一般的です。

なので大企業は大金を投資して、日本人を派遣し、日本品質のものを届けています。

例えばユニクロやダイソーなどがわかりやすいですね。

じゃあ個人はどうすればいいか?

それは、現地の信頼できるパートナーを見つけることです。

しかしこのパートナー選びは非常に難しい部分があります。私も5年以上付き合ったパートナーがおりましたが、お金の問題で揉めて、結局自分で会社を立ち上げました。

値段が安かったり、中途半端な代行会社と組むと、後で私みたいに後悔します。

大手ブランドのような品質を保ちたいのであれば、10年近く中国に関わってきて中国に会社を作った私の意見としては、自力でパートナーを探すのは困難、というかほぼ無理だなと思っています。会社立てて中国人同士で取引しても騙されたりしますからね。

※今から探そうとすると非常に大変なので、本気で自分の製品を販売したい方はお声掛けいただければ多少の力にはなれるかもです。

 

他の国に比べて輸送費も安い

アジア以外の国と比べると距離も短いため、輸送費がかなり安いです。

EMS料金表

300gでもヨーロッパとは600円の差ですが、30kgになると16,000円も差がでます。

EMSの料金表2

ちなみに、日中間では貿易が沢山行われているので、EMSよりも安く送る方法が色々あります。今回は中国と他の地域の価格差を見ていただきたかったのでこの『EMS料金表』を掲載しました。

 

日中貿易の歴史がありビジネスしやすい

中国の風景

近年では、中国ではなくタイやベトナムなどに製造拠点を切り替える企業も多いです。しかし、それを個人レベルで行うのは難しい部分があります。

それは情報量の違いです。

中国とは個人、大企業含め多くの企業が貿易をしています。それらの情報がネットで調べれば見つかりますし、日本語のできる中国企業も多くビジネスがしやすい環境にあります。

つまり、中国なら先人たちの知恵の活用が出来るのです。

もちろんある程度の企業なら、お金を投資して現地で調査したり、出向いたりすれば色々と情報を集めてくることが出来ます。しかし、トライ・アンド・エラーを繰り返し行う必要があり、大変なのは明確です。

また、ベトナムやタイなどへ進出している企業も、中国との貿易から始めているところがほとんどです。

こういった理由から、私はまず中国で生産することをオススメしています。

中国製品を知る

中国で生産するといっても、実際どんなものが中国製なのか分からないと実感しにくいと思います。そこでどんなモノが中国製品なのか知る方法をいくつか挙げてみます。

 

所持品の生産国を確認する

トラベルバッグのイラスト

これがすぐ出来て簡単です。高級バッグがタグをみたら中国製だったというのは、よくある話です。是非一度チェックしてみてください。

 

Amazonで「ノーブランド」と検索してみる

これは中国製品を見つけるための検索キーワードです。Amazonで売るならどんなものが売られているか知っておかなければなりません。

ノーブランド検索

こんな感じで色々出てきますので、チェックしてみてください。

 

ダイソーに行ってみる

ダイソーが中国製品ばかりなのはご存知だと思いますが、改めて行ってみると色々発見ができます。

こんなものまで中国製だったのかと。。

 

色々なお店に行ってみる

ダイソー以外にも自分の興味のあるお店、百貨店、雑貨店、家電量販店など色々なお店に行ってみましょう。中国製品を知れるだけでなく、今後取り扱う商品の参考にもなりますので。

ブランドコンセプトを固める

中国製品が大体どんなものか分かったら、ブランドのコンセプトを固めてください。

詳細は『3ステップで誰でも出来る!ブランドコンセプトの作り方』に書いてますので参考にしてください。

コンセプトが決まったら、そのコンセプトにあったジャンル、出来ればおおまかな製品までを選んでください。

売れている機能を探す

製品が決まったら次はその製品の中でも売れている製品を探します。

なぜなら売れている製品には理由があるからです。

iphoneのamazon画像

少し古いですが例えばこちら、携帯電話用ケース・カバーのランキングにおいて常に1位を維持しています。では、この製品の売れている理由を調べていきたいと思います。

 

機能価値

機能価値は製品が持っている機能になります。

この商品の場合はこのような内容になります。

  • ストラップ取付機能
  • TPU素材採用
  • コネクタ類の防塵

 

体感価値

体感価値は消費者が感じる価値です。

この商品の場合はこのような内容になります。

  • 傷つかない安心感
  • 汚れない安心感
  • デザインの満足感

こんなふうに、ランキング上位の各製品を数点抜き出して、機能価値と体感価値を調べていきます。調べ方はレビューを見たり、製品仕様を見たりして確認します。

そうすると、各製品の共通点を見つけることが出来ます。

  • 手帳型かケースのみ、どちらがよく売れているのか?
  • ストラップ機能はあったほうがいいのか?
  • デザインはどんなものがよいのか?

などなど、こういった部分が明確になりますので、そういったものをベースに製品を考えていきます。

機能から製品のコンセプトを導く

さきほど明確になった機能をベースに商品を考えていきます。

仮に、これらの機能が共通点だったとします。

  • TPU素材が採用されている
  • 厚みは薄いほうが良い
  • ストラップ機能はついていたほうが良い

これらをベースにしてオリジナルを作るわけですが、作り方は色々あります。

  1. 裏面にオリジナルデザインを施す
  2. コネクタ類を防塵仕様にする
  3. 落とした時に当たらないように角を太くする

このようにベース+問題点解決やデザインで自分の製品を作っていきます。

お伝えしておきたいのですが、これはコピーではありません。この世界は、ほとんどのものが何かの組み合わせで出来ています。大抵のことは自分が初めて発見したと思っても、既に他の人が発見済みだったりします。製品も同じです。同じようなモノがあふれています。だからそういった事は気にされる必要はないです。

それよりも、この手法であれば誰でも自社製品が作れますので、自己表現したい人には是非チャレンジしていただきたいです。

きめた機能を中国で生産

作る製品が決まったら、中国で生産してくれるところを探します。

注意していただきたいのですが、完全にオリジナルの物を作るのは多額の費用かかります。なのでオススメは「既存品+素材変更」または「既存品+一部アイデア変更」です。

そもそも知識のない人が、いきなり完全オリジナルで挑んでも、成功する確率は極めて低いので、まずはヒットさせる方法を学んでください。

今回はiPhoneケースを例にお話します。

中国のネットショップtaobaoで「iPhone」を調べみたところこのようなケースを発見しました。

taobaoで探したiphoneの画像

1個1.2元なので日本円で約20円です。安いですね。

作る際は、こういった製品を扱っているサプライヤーに自分の希望する機能などを伝え、生産依頼していきます。

例えば、こちらの製品の裏にオリジナルデザインを印字したい場合、お店により異なりますが数百個から可能です。1個20円なので、たとえ1000個でも2万円です。日本のiphoneケースへの印字サービスと比べると破格ですね。

中国のスマホケース市場

可能であれば、いろいろな商品を見れますので現地へ行って直接商談する方がベストです!現地へ行く際はサンプルや希望するデザインスケッチなどを持って行くと話がしやすいです。

実際に中国へ発注するのは、言葉の壁や通貨の問題がありますので、その部分は機会があれば別の記事を作ります。

まとめ:人気商品を作るのは難しくない

簡単の看板を持ってるひよこ

今回の内容で、意外と簡単に安く出来ることに驚かれたのではないでしょうか?

今の時代、中国製品とアマゾンを活用すると、意外とだれでも自分ブランドを作って製品開発して認知させることが出来ます。

そして、しっかり独自のコンセプトで製品を提供していくと、あなたとあなたのブランドにファンが出来るようになります。こうなってくると人生がとても楽しくなってきます。

こんなふうに自分の好きな製品を世に出して、それを仕事に出来たら楽しいと思いませんか?

是非ご興味があれば応援しますので、チャレンジしてみてください。

ちなみにラシカルでは、今回お伝えしたように頑張らなくても、誰でも自分の思いをカタチに出来るようなサービスを準備中です。