コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: 【SNS】実際にTwitter自動化ツールを使用した感想と、デメリット。

【SNS】実際にTwitter自動化ツールを使用した感想と、デメリット。

【SNS】実際にTwitter自動化ツールを使用した感想と、デメリット。

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSは、主要な目的である『誰かと繋がるため』の枠を大きく超え、今や企業やサービスのマーケティング・広報活動の一環として広く使用されています。 SNSのフォロワー数が多い企業やサービスは評価されたり、『インスタグラマー』なんて職種が成立したり、フォロワーを増やす『自動化ツール』が出来た程ですので、その影響力は言うまでもないでしょう。

今回はそんなSNSの中でも『Twitterと自動化ツール』をテーマに、実際に1年間Twitterを自動化した私の本音、感じたデメリットなどを書いていきたいと思います。

Twitterの自動運用

Twitterを使用する男性 では早速、本題であるTwitterの自動化ツールの働きやメリットからご説明していきましょう。

Twitterの自動化、何するの?

『Twitter』を自動化…と聞いても、何するかを思いつかない方も多いのではないでしょうか。自動化ツールによって、自動化するアクションをざっと箇条書きにしてみました。
  • 特定のユーザーをフォロー
  • 特定のユーザーをフォロー解除
  • 特定のツイートをいいね
  • 特定のツイートをつぶやく
上記のおおまか4つのアクションを、自動でやってくれるツール…これがTwitter自動化ツールです。ここでいう ”—特定の” というのがミソであり、各ツールの性能の差異ということになります。

例)地元のラーメン屋が自動化ツールを使ったら?

ラーメン屋さんの外観の写真 例として、あなたが住んでいる都道府県のラーメン屋がこの自動化ツールを使ってみたとしましょう。 ラーメン屋が目指すことは『フォロワーを増やす』であり、最終的な目標は『ユーザーがお店に来店する』です。

であれば、お店に来る可能性のある年齢層・地域のユーザーをフォロワーにつけて、購買意欲を揺さぶることが必要です。 その結果「〇〇県で、『ラーメン 食べたい』と呟いたユーザーをフォローする。」というアクションを設定し、それを自動化する。という感じでしょうか。

そして、フォローバックをもらえるように日々面白いことを呟いてみたり…クーポンを発行してみたり…などを行なって、SNSの効力を最大化していくことが、自動化ツールの主な働きです。

自動化ツール、どれがいいの?

自動化ツールは知ってる限りでも10社以上存在し、それぞれ機能や料金にもばらつきがあります。

 

無料|鬼ったー

例えば、無料のWEBサービスである『鬼ったー』の場合は、特定のキーワードを呟いたユーザーをフォローしたり、フォローバックのなかったユーザーをフォロー解除したり、が無料で行えます。

 

有料|Social Dog

有料のWEBサービス『Social Dog』の場合は、上記2つのユーザー検索に加え『該当ユーザーのフォロワー数が1000人以上の場合は—』『男性のみ—』など、無数にフィルターを設けたり…と無料サービスとの差別化を図っています。 月額は1000円ほど。

ただ、料金以外あまりどこも変わらない

そもそも、『フォロー』『フォロー解除』『いいね』『つぶやく』しかすることがないTwitterですから、結局はどのサービスもやっていることは同じです。 変わるのは、ユーザー検索の精度と、さらなる付加価値。(Twitter運用のアナリティクスが観れたり…iOSでも動かせたり…など。) 費用を惜しまないのであれば有料で、そうでなければ無料のサービスを使うといいかと思います。

実際に使ってみた

PCに映った、アナリティクス この記事を書くためではなく、もともと自動運用に興味のあった筆者は、とあるサービスで2年ほど前からTwitterの自動化ツールを使っていました。 実際に課金して使っていたのは1年〜1年半ほどで、フォロワーが0の、アカウントを作った際から使用していたので参考に。

結論|別に使わなくてもいい。

先に結論から言いますと、使っても使わなくてもそこまで変わらない…です。デメリットは特にないですが、非常に高い効果を発揮するわけでもありません。

使用した自動化ツール

Social dog 使用したのは、前述した『Social Dog』というサービスで、選んだ理由は下記の通り。
  • クラウドサービスのため、OSに依存しない
  • 複数のアカウントを管理できる
  • 他のサービスに比べて安い

少しマイナーなOSをメインで使っていたので、クラウドサービスがよかった…というのが一番の理由です。

 

自動化ツールでやってみたこと

先ほどのラーメン屋の例のまま少し濁しますが、本当に下記のようなイメージです。
  • プロフィールに「ラーメン」→フォロー
  • 「ラーメン 食べたい」→いいね
  • フォローしてくれた人→フォローバック
  • 5日間フォローが帰ってこない→フォロー解除
使用している中で、キーワードを変えたり…フォローの条件を変えてみたり…を試しながら、最適化を図っていきます。

1年間、SNSを自動化した結果

結果は下記の通り。
  • フォロワー数は月100人ずつ増えた
  • フォロー数も月70人ずつ増えた
  • RTといいね数も少しずつ増えた
  • でも、思った感じとは違う
そもそも、ユーザーへのリーチ(インプレッション)数がまるで違うので、結果的には月に100人くらいが増えていった感じです。 ただ、中をみてみると毎日フォローとフォロー解除を大量に行なっている感じで、ユーザーとの親密度は高くないような印象。 何かが、絶対的な何かが違う感じがしました。

【結論】自動化ツールについての考察

ノートを開いた様子の写真 フォロワーは確実に増えているんですが、関心へのハードルが低いフォロワーが増えていったような感じがします。 『100フォロー・10000フォロワー』のような、高いFF比率はもちろん難しく『1000フォロー 3000フォロワー』のような企業っぽいFF比率にどんどんなっていきました。 RTは増えましたが、FF外からの純粋なRTは圧倒的に少なく、『購買』へのアクションにもなかなか繋がらないユーザーが相当いた感じです。 ないよりはあった方がいいと思いますが、そこまで躍起になって自動化するのはちょっと違う気がします。

FF比・フォロワー数は、バズらせるのみ。

周りの成功例をみてみると、結局のところTwitterの攻略はバズらせるしかない思っています。 数万RTを達成したアカウントは、それだけで1000人〜2000人ほどフォロワー数が増えたと聞きますし、高いFF比を保った運用が可能です。 自動化ツールに使うリソースを、面白いコンテンツを呟く…という方向へシフトすることがよっぽど建設的かな…というのが、私が1年間使ってみた感想でした。

まとめ

今回はTwitterの自動化ツールについて解説してみました。 続編の『【SNS】Instagram自動化ツールの使用で訪れた悲しい結末&注意点』という記事にて、Instagramの自動化についても解説していますので、気になる方はこちらも是非お読み下さい。