機内持ち込みOKなバックパックは？｜航空会社のルールとオススメ製品

多機能でオシャレなバックパックは、普段使いの通学・通勤はもちろん旅行にも大変役立つ、世界中で人気の高いアイテムです。ただ旅行においては適切なサイズや寸法のバックパックを選ばないと、飛行機に乗る際に痛い目にあってしまう…という可能性も考え得ます。 今回は『機内持ち込みできるバックパックの容量』をテーマに、各航空会社のルールと持ち込みOKなオススメのバックパックを数点ご紹介します。

機内持ち込みについて

ではまず、機内持ち込み・受託手荷物についてと、航空会社のルールから解説していきます。すでにご存知の方は、ページ下部の『【持込み可】おすすめのバックパック』からお読み下さい。

機内持ち込みと受託手荷物

飛行機に乗る際に、空港まで持っていった荷物を飛行機に載せる方法は２つしかなく、機内持ち込みと受託手荷物のいずれかを選択することになります。

 

機内持ち込み

機内持ち込みはその名の通り、『飛行機内に身体と一緒に持ち込み、座席の上の荷物入れに入れておく』というシステム。機内持ち込みのメリットは下記の通りです。

• 追加料金・手続きが不要
• すぐに受け取れるので、楽チン
• ロストバゲッジ・破損の心配なし

料金がかからないことも大きなメリットの１つですが、何よりロストバゲッジの心配がないのは安心できますね。 ※ロストバゲッジの経験アリですが、荷物を受け取るのにおおよそ1週間程度かかりました。 そんな便利な機内持ち込みですが、実は”規定”が存在し、規定を超える物になると”受託手荷物”という扱いに変わります。

 

受託手荷物

対して受託手荷物は『空港まで持ってきた荷物を預けて、次の空港で受け取る』というシステム。最初に受託手荷物として預けることが分かっていれば安く済むのですが…空港で『機内持ち込み』の規定を超えていることが判明した場合、有料での手続きが必要です。 手間もかかってしまいますし、料金も最低4000円〜5000円ほどはかかってしまいます。 そのため飛行機に乗られる際には、自身の荷物が機内持ち込みOKかどうかを前もって確認しておく必要があります、

機内持ち込みのルール

機内持ち込みのルールである、寸法・重量・個数の規定は各航空会社によって異なります。例えばLCCで有名なピーチ航空だと下記のような規定になっています。

• 寸法：55cm×40cm×25cm
• 重量：7kg（合計）
• 個数：2個まで

つまりピーチ航空の場合、上記を超える規定のバックパックを持って行ってしまうと受託手荷物の扱いになり、余分にお金と時間がかかってしまうことになります。

 

【結論】機内に持ち込めるバックパックは？

筆者が15社のLCCを調査した平均値では、下記のような制限が一般的でした。

• 寸法：55cm×40cm×25cm
• 三辺：115cm（合計）
• 重量：7kg（合計）
• 個数：1〜2個

寸法の規制は大体どの航空会社も同じなのですが、重量や個数は稀に変わってくるケースがあるため要注意。必ず事前に調べておくようにしましょう。

 

【補足】バックパックの選び方

また旅行用のバックパックをお探しであれば、長時間でも疲れない設計や、防水加工など施されている製品がベターだと言えます。 バックパックの選び方については、こちらをご覧下さい。 

【持込み可】おすすめのバックパック

では、ここからは機内に持ち込める、海外旅行に最適なオススメのバックパックを数点ご紹介。各製品がそれぞれ異なるメリットを持ち合わせていますので、是非ご参考に。

RASICAL｜ユニコーン

 RASICALが販売している「ユニコーン(Unicorn)」は、クラウドファウンディングにて合計1600名、2000万円以上の資金を集め製品化したバックパックで『旅行や仕事、遊びなど、どこでもこれ一つで事足りるように。』がコンセプトの製品です。 内容量は28L、重量は約800g、と2~3泊まではちょうど良い大きさのバックパック。海外はもちろんですが、PC収納も装備しているため、出張や国内旅行くらいがベストだと思います。

 

購入リンク

【即納】つくるバックパック「ユニコーン」

NIXON｜LANDLOCK III BACKPACK

筆者が海外旅行に行く際に使用するバックパックは、NIXONの人気モデル『LANDLOCK』です。荷物検査の時にPCや精密機器はカバンから取り出さないといけないのですが、『LANDLOCK』は15inchまでのPCを簡単に出し入れできるサイドジップ仕様になっているため楽チン。 素材にはコーデュラナイロンを使用しているため、高い耐久性と防水性を備えた、オススメの製品です。 強いてデメリットをあげるとするならば、サイドジップがかなり開けやすいため、治安の悪いところに行かれるのであればスリの対策が必要です。

 

BURTON｜Fathom Pack

BURTONは1977年に設立したアメリカのスノーボード用品メーカーですが、アウトドアグッズも広く取り扱っています。 900gの軽量設計、ノートパソコン用にクッションを装備していたりと多機能な本製品ですが、最大の特徴はメインポケット。 背面側にフルオープンできるジッパーが付いているため、前述したNIXONの製品にくらべ防犯性に長けています。価格は13,000円前後と一般的な価格。

MILLET｜KULA 30

創業はフランス、アウトドアブランドMILLETの『KULA 3』のシンプルなデザインは、旅行だけではなく普段使いにも大活躍。収納は最大30L、メインポケットのジッパーはダブルジップになっており、防犯用の南京錠もつけたい方にはオススメの製品です。 取り外し可能なウエストストラップを装備しているため、長時間の移動も快適に。さらにはレインカバーも付属しているため、突然の悪天候も安心して使用することが可能…と、シンプルながら多機能で使いやすい製品です。

THE NORTH FACE｜Tellus 25/30/35

THE NORTH FACEは言わずと知れた有名なアウトドアブランドで、同ブランドの中でも『Tellus』は高いフィット感と通気性誇る製品として人気があります。防水に加え、レインカバーも付属しているため、雨・雪などの悪天候の日も機動力を落とすことなく活動出来ます。 加えて、25〜35Lのどの製品も機内持込の基準を満たしているため、旅行のプランに応じて最適な大きさの製品を選ぶことも出来ます。

Gregory｜Journeyman

『バックパック界のロールスロイス』とも呼ばれるGregoryからは、人気の高い30Lのバックパック『Journeyman』をご紹介。大きく開くメインポケットは高い収納力を備え、衣類など様々な荷物をスーツケースのような使い勝手で使用可能。 もちろんトップ・サイドポケットも充実しているため、パスポートの出し入れもスマートに済ませられますね。 また、ハンドルが別で２つついた3wayとなっているため、海外出張やビジネスライクな場へ足を運ぶ際にも、スタイリッシュさを演出します。 ビジネス用にお探しの方は、下記にて詳しくまとめています。https://www.rasical.com/blogs/lifestyle/buisiness-backpack

まとめ

いかがでしたでしょうか、今回は『機内持込できるバックパック』をテーマに、旅行や海外出張に最適なバックパックを数点ご紹介しました。 RASICALでは、『海外でパスポートを持ち歩く際の方法』についても記事にしていますので、興味のある方はこちらも是非。https://www.rasical.com/blogs/lifestyle/how-to-hand-passport

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